Profile

Finishing School・ノーブルリリー 

主宰
佐藤夕 Yu Sato

東京都・世田谷区出身
女性&キッズのマナーコーチ
夫&小学生の娘&息子と都内在住

信念:人生を思いっきり愉しむ!
『Noble(品格)』『Sensible(丁寧)』『Leeway(ゆとり、余裕、自由)』のある、温かくて気取らないけれど、美しく品のある女性と子どもを増やす!

│そのための保有資格:

  • 銀座フィニッシングスクール ティアラファクトリー認定
  • ♦フィニッシング・インストラクター
  • ♦フィニッシング・アドバイザー
  • ♦ベビー&キッズマナー・インストラクター
  • ティースクール サー・トーマス・リプトン認定
  • ♦ティーコーディネーター
  • ♦チャイルドカウンセラー
  • ♦チャイルドコーチングアドバイザー
  • ♦家族療法カウンセラー

│過去のメディア掲載

  • 2019年12月 小学生向けのマナーの本
    『小学生のステキルール12歳までに覚えたいマナー&常識BOOK』監修
    ※お陰様で発売から1カ月を待たずに重版となりました。
  • 2016年8月 産經新聞に当教室の『キッズマナーレッスン』が紹介されました。
  • 2016年2月 月刊誌“からだにいいこと”に当教室の『お箸の持ち方レッスン』が紹介されました。

◆マナースクールを開校するまでの歩み◆


天才的な商売の才能を持つ、祖父の血を受け継いだ伯母の元で、昔風に言うならば丁稚奉公をした一年半。音羽御殿に宿泊した話や伯母の元に集まる沢山の経営者の話を聞き、『人の扱い方』『お商売の心得』を学び、今の私のベースになる考え方を学ぶ。

大手飲料メーカーにて、PCインストラクター、社内システム導入の教育・研修を行う。社内システム導入の成功を讃えられ、重役一同より接待を受ける。

グループ企業との橋渡し役となり、他の人が頼んでも引き受けてもらえないことを「佐藤さんならば・・・」とお引き受けいただく事が多く、社内営業のプロと言われる。

最終出社日は、持ちきれない数の花束を頂いた為、タクシーに花束と私が共に押し込まれる日となった。

外資系企業にて、人事研修の企画・運営、海外・国内での会議のアレンジ等の秘書業務に従事。上司や先輩に育てていただき、少しでも周りの方が愉しく、心地良く、成果をあげてもらえるようにと願い、その想いが高じてマナーへの想いが募る。

数々のエグゼクティブ研修を成功させ、コミュニケーション能力が買われる。仕事柄、マナーの大切さを実感し、厳格なイギリス人教師の指導の下『女王の国のマナー』を学ぶ。

結婚・出産後、丁寧でゆとりのある生活を求め『ティーコーディネーター』の資格を取得。本格的にプロトコールマナーを学び『フィニッシング・インストラクター』の資格を取得。

*プロトコールマナーは、世界標準公式マナーです。
天皇陛下や各国の大統領、オリンピック等は、プロトコールマナーに基づいたおもてなしを行っています。

2015年4月 Finishing School・ノーブルリリーを開校。

遠くはイギリス、九州から通っていただき、受講後、幸せなパートナーシップを築かれる方、ご結婚が決まる方、就職が決まる方、ご希望の学校とご縁を結ばれる方が多くいらっしゃいます。

Another Stories


◆笑っても一日、泣いても一日◆

私の母がいつもそう申しております。
どのように暮らしても、一日は全ての人が同じ24時間。

大切な命の時間は、せっかくだから笑って愉しく過ごしたいものです。
不快に過ごすか快適に過ごすかは、
全て自分の心が決めるもの。

母はその言葉を体現する如く、私がいつ実家へ遊びに行っても、家の中には季節のお花が飾られ、季節の行事に合わせた小さな置物を飾ったりして、毎日を母らしく愉しんでいます。

子どもの頃はなんとも思っていなかった事ですが、自分自身が子どもを産み、母となり育てていると、季節の行事や母に読んでもらった絵本、夏の暑い一日の終わりに手をつないで夕涼みにでかけた事。

そのような思い出がどれだけ大切な事か分かるようになりました。

幼い頃に五感を通して感じた事は、大人になってから辛い思いをした時に、私を支える心の柱となってくれました。

◆気持ちを表すこと、自分だけの時間の大切さを学んだ秘書時代の上司との出会い◆

もう何十年も前の事ですが、鮮明に覚えているシーンがあります。

初出勤で緊張している私を、満面の笑顔と完璧なレディーファーストで迎え、私がすべき仕事をまとめた英文の書類を手渡し、社内の各フロアを周り、私を紹介してくださったアメリカ人のような上司。

仕事をし終えると「Thank you」の言葉と笑顔。秘書の日には、上司自らレストランを予約し花束とカードでチームメンバー全員でねぎらってくださいました。

アメリカと日本を行ったり来たりの上司(還暦を過ぎた今でも同じ生活をしているそうです)のサポートは時差との戦いが多く、出張中の上司から真夜中に仕事の指示が入ることもありましたが、

どの仕事も嬉々としてやってこられたのは、
部下である私に当たり前に
仕事を指示する立場にありながら、

私を尊重し、
感謝の気持ちを
伝え続けてくださったからだと思っています。

ハードな毎日を送っている上司なのに、週末は時間を作って映画を観たり、ご自宅の垣根を直したり、ご家族との時間を大切にされていて、

全力で毎日を愉しんでいらっしゃるからこそ、
ハードな仕事を精力的にこなし、
寛容になれて、

誰に対しても
心からの笑顔を示すことができたのだと、
上司の優しい笑顔を思い出します。

上司と出会ったことで、『力強い人間力』『マナー力』
その根底にある『温かく優しい、他者を敬う気持ちとおもてなしの心』を学びました。

◆「感じて」「思って」「考えて」◆

「感じること」「思うこと」「考えること」は、似ているようで全て違います。

まずは起こった事に対する感情を素直に感じ、感じたことを大切にすること。

そして感じたことをどう思うのか?その後、どうしたらいいのかを考える。

「感じて」「思って」「考えて」の先にあり、思ったり・考えたりする時の手助けとなるのが、私がお伝えしたいマナーなのです。

素直に正しく「感じる」為には、五感を研ぎ澄ます事が一番の近道。

大人も子どもも意識して、

「目で見て美しいと感じること」
「耳で正しく情報や音を聴くこと」
「触れた時の感触を愉しむこと」
「美味しいと味わうこと」
「匂いを感じること」

五感をフルに働かせて、
毎日の生活を愉しむことを大切にしています。

五感を鍛えることによって、最近よく言われている『自己肯定感』『非認知能力』を高めることもできると考えています。

なぜならば、小さな子どもにとって、五感を鍛える場には親御さまの愛情が必ずたっぷりと注がれているからなのです。


*自己肯定感とは、
人と比べて自分を評価するのではなく、そのままの自分を認める感覚。
「自分は大切な存在」だと思える心の状態が土台となる。


*非認知能力とは、
失敗から学ぶことができる、人と協力できる、自分で考えることができる等の力。

五感を大切にし、季節の移ろいを感じ、
小さな幸せを見つけて、
自分を満たし、
家族と豊かな時間を過ごす。

これこそが、私が目指す
『Noble(品格)』
『Sensible(丁寧)』
『Leeway(ゆとり、余裕、自由)』

のある日常。

マナーを知って、
心が自由になると、
豊かさが加速しだすのです。

この事をどうしてもお伝えしたくて、
長いプロフィールとなりました。
最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。

ノーブルリリー 主宰
佐藤 夕

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