先月のことですが、
武蔵野市立大野田小学校にお呼びいただき、
2年生5クラス、140名近くのお子さまと、
お箸と和のマナーについて、学び、練習してきました。
伺うのは、3度めということもあり、
顔なじみの先生たちもできて、
なんだかホームに帰ってきた~!
と思えてしまうほどの心地よさ。
お箸をきちんと持てているのは、
日本人の約2割と言われています。
どんな基準で2割と言われているのかは、わかりませんが、
私の印象では、
大人は、さすがにもうちょっと持てているのでは?
と、感じていますが、
小学校低学年までのお子さまたちは、
2割は本当かも。
と私の教室にレッスンにお越しになるお子さまたちを見て、
そして、小学校へ伺ってみて思います。
お受験組は、お試験にお箸があるくらいですので、
たいていのお子さまはクリアされていますが、
少し時間が経って、お箸の持ち方が崩れてきたと
レッスンにお越しになる方も。
それはともかく、
お受験組であろうと、公立組であろうと、
お箸を持って、食事をし、
社会に飛び立っていく!
という流れは一緒なので、
低学年のうちに、
お箸の持ち方
基本的な食事のマナーは
身につけてほしいなと思っています。
大人になってから、私の教室にお越しになる方は、
上司に会食の際に指摘されて、
婚約者に、お箸の持ち方をなんとかして欲しい、
婚活前に、
という方がとても多く、
なんらかの恥ずかしい思いをしてから
お越しになる方ばかり。
そんな思いをする前に、
お箸の持ち方をなんとかしてあげて欲しいと
思っています。
さてさて、こちらの2年生たちは、最初は2割くらいしかお箸を持てていませんでしたが、短い時間ながらも、なんとか8割にはもっていけたと思っています。あとは、ご家庭で正しい持ち方を続けるだけ。これが大変なのですけどね。 次回、また伺う機会に恵まれたら、少しずつ増えてきている、私の生徒さんであるお箸の認定講師と一緒に伺おうかと思っています。 少しでも一人でも多くのお子さまがお箸を正しく持てるようになって、自信を持って食事を愉しめるようになりますように。